2013年6月12日水曜日

イワナを食べたものの・・・


先日遠征釣行へいってきました。
例の如く、岩魚を持って帰って来たのですが・・・







家で良く見て気付いたんですが、これ、ヤマトイワナですよね・・・。


「岩魚を持ち帰って子供に食べさせる」という目的に拘りすぎてしまい、乱放流されているニッコウイワナを持ち帰るつもりが、帰りがけの種沢で、ヤマトイワナを〆て持ち帰ってしまいました。


因みにヤマトイワナについては、国のレッドデータを参照してね。


写真上の魚は70~80%ほどのヤマトイワナ?23cm。
写真下はほぼ純血と思われる個体の20cm。




何故釣った時に気付かなかったのか?
釣ってすぐに気付かなかったのか?いや、きっと気付いていて〆てしまったような気もします。
でも、生きているときは、背中の斑点がもっと多かったような気がしていたのですが。
何よりも、今考えると、あの場所はどう考えても種の保存に必要な種沢だった。こんなことするべきでは無かった。





しかし、悔やんでも仕方なく。
美味しく頂く事に。


死後硬直が取れたタイミングで身を三枚におろし、醤油に日本酒と生姜を入れたタレに15分ほど漬け込んでからタレをよくふき取り、8時間ほど冷蔵庫で寝かせます。そして上新粉と片栗粉を1対1に混ぜたものを塗して竜田揚げにしました。
(タレ作りと揚げは嫁がやった)



骨はよく炙ってから日本酒に入れて、イワナの骨酒に。





ヒレや頭は火を通してネコの餌に。






ブログを書きながらも、かなり後悔しているんですが、それでも無駄なく食すことが出来たのがせめてもの供養かと。




因みに、骨酒は生臭くて全く性に合いませんでしたが、竜田揚げは非常に美味しかったです

実際に捌いてみて気付きましたが、同じ水系で獲れたニッコウイワナとは肉の色やエラの色が全く違いました。イワナ独特のヌルヌルも非常に少なく、捌いているとニッコウとはまるで別物でした。肉質も弾力があり、型の良いキスのような感触。
何度か食べた事のあるニッコウイワナとは味も違い、海魚・川魚問わず一級品のものであったと思います。
これが種の違いというものなのか?は判りませんが。




この魚たちを釣った釣行記については後に記載する予定ですが、ろくな写真が無いのです。
さて、どのように纏めようか・・・。

記事纏めました



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